サンペドロ要塞(Fort San Pedro)は、スペインによる約330年間の統治時代を象徴する歴史的な建造物です。
セブ島は、フィリピン国内で最古の歴史を持つ島でもあります。また、その名残は現在でも街並みや言語、食文化などさまざまなところにあります。
「セブ島=ビーチリゾート」というイメージを持つ人が多いですが、実は歴史的にも魅力の詰まった島でもあります。マゼランの最期の地としても有名です。
本記事では、サンペドロ要塞の入場料や所要時間、歴史などを徹底解説していきます✨
\ この記事で分かること /
- サンペドロ要塞の入場料やアクセス
- サンペドロ要塞の見どころや楽しみ方
- セブ島とサンペドロ要塞の歴史

セブ最古のサンペドロ要塞とは?
サンペドロ要塞の基本情報や観光の際に役立つ情報をご紹介します。これを知っていれば計画も立てやすいと思うので参考にしてみてください!
フィリピン最古・最小の稜堡式要塞

セブ島にあるサンペドロ要塞は、フィリピンで最古かつ最小の稜堡式要塞です。稜堡式要塞とは、星のトゲの部分のような形を持った要塞のことを指します。
日本だと北海道にある五稜郭が同じ種類の要塞に入ります。フィリピンのサンペドロ要塞は、3つのトゲを持っておりその2つが海に面しているのが特徴です。
サンペドロ要塞の基本情報

サンペドロ要塞の営業時間や服装、見どころなど旅行前に知っておきたい情報をまとめました。旅行前の方や計画中の方は必見です!
サンペドロ要塞の基本情報
| 項目 | サンペドロ要塞について |
|---|---|
| 正式名称 | Fort San Pedro(フォートサンペドロ) |
| 建立 | 1738年完成 |
| 住所 | A. Pigafetta Street, Cebu City, 6000 Cebu |
| 営業時間(毎日) | 午前8時〜午後7時(最終入場:午後6時45分) |
| 入場料 | 30ペソ(約78円)※詳細は本文 |
| 支払い方法 | 現金のみ |
| 見どころ | フォトジェニックな石壁、願いの井戸 |
| トイレ、売店、お土産 | 敷地内にあり |
| 手荷物預かり、車椅子貸し出し | なし |
| 駐車場料金(1時間あたり) | セダン:20ペソ(約52円) バン・SUV:40ペソ(約104円) |
| 所要時間 | 約30〜60分 |
| 服装 | 規定なし |
| 周辺スポット | サントニーニョ、マゼランクロス、プソビレッジ |
| 公式Facebook | Fort San Pedro |
サンペドロ要塞の入場料

サンペドロ要塞の入場料は6歳以下の子どもは無料、7歳以上の子どもや大人は一律30ペソとなります。
シニアや障がいのある方、学生などに適用される割引は、観光客は対象外なので注意してください。また、割引を利用する場合はIDの提示が必要になります。
サンペドロ要塞の入場料
| 項目 | サンペドロ要塞の入場料 |
|---|---|
| 一般・大人(7歳以上) | 30ペソ(約78円) |
| シニア・障がいのある方 | 24ペソ(約63円)※フィリピン国籍の方のみ |
| 学生(7〜20歳) | 20ペソ(約52円)※フィリピン国籍の方のみ |
| 6歳以下の子ども | 無料 |
サンペドロ要塞の見どころ
サンペドロ要塞はコンパクトな観光地ですが、その敷地内には見どころや楽しみ方がいくつも隠れています。これを知っていれば、訪れた際の満足度も大きく変わってくるはずです。
石壁×青空のフォトジェニックな撮影ポイント

サンペドロ要塞の石造りの建築と青空、敷地内の植物は写真や動画の撮影と非常に相性が良いです。歴史的なスポットのイメージが強いですが隠れフォトスポットでもあります✨
私も実際に訪れた際に、写真撮影をしましたがとても映える一枚を撮影できました。朝方や夕方など時間帯によっても異なる表情の一枚を撮ることができます。
サンペドロ要塞で映える写真のコツ

最初に押さえたいのは城壁上の正面入口ゲート裏。石造りのアーチとフィリピン国旗を一緒に収めると、セブらしさが一目で伝わる一枚になります。
中庭の植物は、サンゴ石とのコントラストが写真映えします。願いの井戸の周辺は人が少なく、落ち着いて撮れる穴場です。
時間帯は午前中が狙い目。日差しがやわらかくおすすめです。夕暮れは、石壁がオレンジ色に浮かび上がって昼とは別の表情に。
博物館の展示と願いの井戸の見どころ

サンペドロ要塞の敷地内には、過去の歴史を伝える博物館が併設されています。ここでは、歴史を伝える写真や絵画が展示されているため視覚を通して歴史を知ることができます。
願いの井戸は、サンペドロ要塞に入ってすぐの右側のエリアにある人気のスポットです。約3mの井戸に硬貨を投げ入れて願い事をするとそれが叶うとされています。
サンペドロ要塞の歴史を解説
サンペドロ要塞は、フィリピンの歴史を語る上で非常に重要な建造物です。この歴史を知っていれば、観光の際の見え方も変わってくるはずです。
1565年着工〜1738年完成までの200年

サンペドロ要塞は、1565年に建設が開始されました。当初は、木造の要塞として建設されましたが、イスラム教徒の海賊や外敵からの攻撃に備えるために石造りへと改修されました。
現在の石造りの要塞が完成したのは、建設開始から約200年後の1738年です。壁には、サンゴ石が使われているのも特徴です。
スペイン→アメリカ→日本占領期の変遷

フィリピンには、約330年のスペイン統治、約50年のアメリカ統治、約3年間の日本による占領といった歴史があります。
その歴史の中で、サンペドロ要塞の役割も変化してきました。防衛拠点や見張り台から牢獄や兵舎、司令部など時代の背景を映すように姿を変えてきました。
現在は、その歴史を伝える場として観光客にも広く扉が開かれています。
サンペドロ要塞の詳しい歴史はこちら
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1565年 | ミゲル・ロペス・デ・レガスピがセブに上陸。到着数日後の5月8日に着工 |
| 1738年 | 現在も残るサンゴ石造りの三角形要塞が完成 |
| 1898年 | 米西戦争を経てアメリカ統治下へ |
| 1937〜1941年 | アメリカ軍の兵舎、学校として利用される |
| 1942〜1945年 | 日本占領期。日本軍の拠点として利用される |
| 1945年 | セブ解放後、一時的に病院として使用される |
| 戦後 | 陸軍キャンプ、動物園、庭園などに転用される |
| 1968年 | 歴史的建造物として修復工事が実施される |
| 現在 | 博物館および公園として一般公開 |
サンペドロ要塞へのアクセス

サンペドロ要塞までを含めて、セブ島での移動はタクシーがおすすめです。特に、観光客の場合は配車アプリのグラブ(Grab)がおすすめです。
配車アプリは、いくつかありますが利用可能な範囲や捕まりやすさを考えるとグラブが最も便利です。セブ島旅行前にインストールしておくのがおすすめです。
マクタン島からサンペドロ要塞まで
| 出発地 | 所要時間 | 料金 |
|---|---|---|
| マクタン・セブ国際空港 | 約45分〜 | 360ペソ(約940円)〜 |
| マクタン島リゾートエリア | 約55分〜 | 450ペソ(約1,170円)〜 |
セブ市内からサンペドロ要塞まで
| 出発地 | 所要時間(車) | 料金 |
|---|---|---|
| ITパーク | 約20分〜 | 150ペソ(約390円)〜 |
| SMシティセブ | 約10分〜 | 110ペソ(約290円)〜 |
| SMシーサイドセブ | 約20分〜 | 240ペソ(約630円)〜 |
| アヤラセンターセブ | 約15分〜 | 140ペソ(約370円)〜 |

セブ島の移動手段についてはこちら

サンペドロ周辺の観光スポット
サンペドロ要塞のの滞在時間は、30〜60分程度になることがほとんどです。
周辺には、徒歩圏内にいくつも観光スポットがあるので一緒に行くのがおすすめです✨
▶︎ サントニーニョ教会(Santo Niño Church)

サントニーニョ教会は、フィリピンでのキリスト教の始まりと深い関わりを持つスポットです。
現地に足を運ぶことでフィリピンの人々の信仰の深さを身を持って感じることができます。
私が訪れたのは、月曜日でしたが地元の方や観光客で賑わっていました。また、敷地内には学校もありとても新鮮な光景でした✨
【徒歩10分】サントニーニョ教会について

▶︎ マゼランクロス(Magellan’s Cross)

マゼランクロスは、サントニーニョ教会のすぐ隣りにあるセブを象徴する歴史的スポットです。
1521年にマゼランがキリスト教の布教の証として立てたと言われる木製の十字架で、その周りにある色鮮やかな天井画は観光客からも人気です。
ここでは、現地の人々はキャンドルを灯さずに十字架のそばに置いてお祈りをします。門が閉まっている時もあるのでその際は門の外から内部を見る事ができます。
: 8:00〜18:00(毎日)
: 無料
: サンペドロ要塞から徒歩15分
【徒歩15分】マゼランクロスについて

▶︎ コロンストリート(Colon Street)

コロンストリートは、フィリピン最古の通りとして知られており、セブ市の旧市街地に位置しています。
食べ物から日用品まで揃う、何でもそろうストリートです。現地の方たちが通う、観光地化されていないローカルなセブの雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
▶︎ プソビレッジ(Pusô Village)

プソビレッジは、2025年の7月オープンしたばかりの屋内型のグルメマーケットです。室内は、広々しており雨の日でも安心です。
マーケット内には、たくさんの屋台が並んでいます。フィリピン料理のレチョンやアーリーマンゴーのスムージーなどを楽しむことができます✨
私が訪れたのは、月曜日の12時頃でしたが施設内は人が多く席を見つけるのが大変でした。また、机を拭くのが間に合っていないこともあるのでウェットティッシュがあると便利です!
サンペドロ要塞を訪れる前の注意点
サンペドロ要塞を訪れる前に知っておきたい注意点をまとめました。特に、周辺の観光スポットを訪れる予定の方は注意が必要です。
周辺エリアの治安

サンペドロ要塞の周辺は、観光スポットが集まる反面決して治安の良いエリアとは言えません。特に、コロン通りやカルボン市場は観光にはあまり向かないエリアです。
昼間にサンペドロ要塞や周辺観光地を巡るのは問題ありませんが、夜間の観光はおすすめできません。また、昼間であってもスリや置き引きには注意しましょう。
周辺の客引きタクシー

サンペドロ要塞の出入口付近には、「Tour?」や「Taxi?」と言って近づいてくる、客引きのタクシーがいることがあります。
私が、視察に行った際も出入口付近で声をかけられました。「No」と言っているにも関わらず、しつこく聞いてきたので注意が必要です。
服装に関する注意点

サンペドロ要塞には、服装の規定はありません。ただし、周辺スポットのサントニーニョ教会やマゼランクロスでは、露出の多い服装を避ける必要があります。
併せて訪れる場合は、注意が必要です。また、午後の時間帯は要塞内の日陰が少なく、暑くなるので午前の時間帯や夕方がおすすめです。
セブ島観光の服装についてはこちら

サンペドロ要塞の口コミを徹底検証
実際にサンペドロ要塞を訪れた人の口コミをもとに、失敗例とその回避法、満足度を上げるコツについて解説していきます。
失敗例とその回避法

実際にサンペドロ要塞を訪れた観光客の中には「満足感に欠ける」「ただ見るだけで終わった」という失敗例が散見されます。
これらの失敗は、事前にフォトスポットや博物館、願いの井戸の存在を知っていれば、満足感は大きく変わっていたはずです。
失敗を回避するためには事前に見どころや楽しみ方を知っておくことが重要です。
実際に訪れた人の口コミ
壮大な城や巨大な要塞をイメージして行ったので想像以上に小さかった。敷地内も広くないので数十分で一周して終わってしまった。
敷地が広くないため、すぐに見終わってしまい、結局敷地内にいる猫の写真だけを撮って終わってしまった。
GoogleMapより一部抜粋
満足した人が実践した楽しみ方

満足した人が実践した楽しみ方として最も多いのが、写真撮影と併設の博物館を訪れることです。コンパクトな観光スポットですが、楽しみ方を知っていれば満足度の高い時間を過ごせるはずです✨
実際に訪れた人の口コミ
賑やかなセブ市内に位置しながらも、要塞内は静かな空間が広がっている。古風な石造りの壁や景観が美しく、写真を撮るのに最適なスポットが多い。
古い石垣や大砲、併設のコンパクトな博物館・絵画などがあり、16世紀のスペイン統治時代の歴史をしっかり感じられる。
GoogleMapより一部抜粋
サンペドロ要塞に行ってみた
マゼランクロスが位置するセブ市の中心部にはたくさんの歴史的な観光スポットがあります。
そのため、マゼランクロスのみではなくセブ市内の歴史的スポットを一気に巡るセブ市内1日観光ツアーがおすすめです!

今回ご紹介のツアーがこちら

8:30〜9:45 ホテルお迎え

まずは弊社のバンでお客様のホテルのロビーまでお迎えに上がります。
セブ島またはマクタン島内のホテルや語学学校、Airbnbなど、指定のご滞在先へお迎え可能です!※滞在ホテルによりお迎え時間は前後します
送迎車は冷房完備で、広々したバンタイプなので安心です✨
10:15 サンペドロ要塞跡

ツアーでは、最初にサンペドロ要塞に訪れます。
フィリピンで最古といわれる要塞で、石造りの建築からスペイン統治時代の歴史を色濃く感じられる観光スポットです。
要塞の中には、ギャラリーやお土産屋さん、カフェなどもあります。
10:45 マゼランクロス

続いて訪れるのが、セブ島の歴史的象徴となっているマゼランクロス。
1521年にマゼランがセブに到着した際に、キリスト教布教の象徴として建てた木製の十字架で、フィリピンにキリスト教が伝わったことを示す重要なシンボルです。
11:00 サントニーニョ教会

続いては、マゼランクロスのすぐ隣りにあるサントニーニョ教会。
フィリピン最古のカトリック教会として有名なサントニーニョ教会には、幼きイエス像(サント・ニーニョ像)を中心に数多くの聖像が安置されています。
セブの人々が日常的に祈りを捧げる場でもあるので、フィリピンの歴史や文化を身をもって体感することができます。
11:15 コロン通り・カルボン市場(車窓)

サントニーニョ教会の後は、バンに乗ってフィリピン最古の通り「コロン通り」やカルボン市場を車内から眺めます。
カルボン市場では、野菜やフルーツ、魚、肉、雑貨などさまざまなものが売られており、現地の人々が賑やかに行き交う様子を見ることができます。
ただし、スリなどの危険性から観光には適さないため、ツアーでは車窓から眺めるのみになります。
11:30 セブ遺産記念碑(パリアン広場)

コロン通りを抜けて次に到着するのが、セブ遺産記念碑。
セブ遺産記念碑はセブの長い歴史をひとつの巨大なアートとして表現した、壮大なモニュメントです。
この記念碑は、スペイン到来から現代までのセブの歴史を象徴する建造物や出来事を、石、鉄、青銅を組み合わせた立体彫刻で表現しているのが特徴です。
11:45 昼食

セブ市の歴史的スポットを訪れた後は、美味しいランチを楽しみます!
ランチでは、事前に弊社でお客様のお口に合う食事(アレルギーがある場合は対象食材を含まない食事)を注文し、お客様の到着に合わせて提供しています。
また、希望があれば現地で追加の注文をすることも可能です!
12:45 SMモールにてショッピング

ランチが終わったら、セブ島で最大級のショッピングモール「SMシティセブ」でお買い物タイムです!
SMシティでは、洋服や雑貨など様々なお店が豊富に揃っているのでお土産を買うには最適なスポットです!
4階までお店が並んでいて、子ども用のプレイゾーン(ゲームセンター、アスレチックパーク)もあるのでお子様連れの方でも一緒に楽しいひと時を過ごすことができます。
15:00〜16:00 ホテル到着

ショッピングモール出発後は、弊社のバンで宿泊先までお送りします。
バンの中は席が広く、冷房が効いているので目的地まで快適に移動できます。※道路の混雑状況により、終了時間は変動します。
ホテルだけでなくショッピングモールやレストランなど、ご希望の場所へお送りすることも可能なので予約時にお申し付けください!

セブシティ観光についてはこちら

サンペドロ要塞でよくある質問

サンペドロ要塞を安心して楽しむために

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この記事を書いたひと
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セブ島で20年以上、旅行会社を営むPTNトラベルの編集チームです!
これまでに100万人以上のお客様の旅行をお手伝いしてきました。
私たち自身が実際にセブ島を訪れて、「ここはおすすめ!」と思ったスポットや、現地で見つけた最新情報を発信しています✨
